アラートカードとは

アラートカードとは、正確には「メディカル・アラート・カード(患者カード)」といい、自分の持病などが記載された英文のカードのことをいう。

海外では、言語での意思疎通が十分行なえないので、もし発作性の持病がある人が病院にかかる事態となった場合、正しい処置が受けられない可能性がある。外国の医師は、誤診による損害賠償などを恐れ、十分な初診を行なえない患者の診療を嫌う。アラートカードがあれば、病気が発病したときなどに、現地の病院でスムーズに処置をしてもらえる。ペースメーカーの使用やアレルギー、喘息などについて記載されることが多い。名刺大サイズのカードであることが多い。持病がある人は特に担当の医師に海外に渡航する前に相談しておくべきだ。