永住権とは

永住権とは、海外に外国人が永遠に滞在する権利のことをいう。

永住権を取得すると、国によって若干制度の違いはあるが、その国に永遠に住むことが認められ、出入国の制限がなくなり、就労の自由が認められる。医療保険や年金制度もその国民と同様である。こうした権利が認められる反面、市民として他の国民と同様の義務が課せられ、納税や徴兵に応じざるを得ない。永住権を取得した国に年間半分以上は過ごす必要がある。

アメリカは、世界各国から平等に移民を受け入れる方針を取っており、移民数の枠を設定する。その限られた枠を希望者が抽選で取得する。抽選の競争率は高い。この政策のことをDV(Diversity Visa)という。アメリカ永住権のことをグリーンカードという。